「汚くないとわかっていても何度も手を洗わないと気がすみません」(See 114B21)
人を殴ってしまうのではないかと考え続けてしまう。(See 110I37)
机の上に置く物と机の辺が平行になっていないと気がすまない。(See 110I37)
「車を運転していて人をはねてしまったんじゃないかと思うんです」(See 107H7,114F6)
「学校の持ち物が気になり何度も確認してしまう」(See 107G16)
「鍵をかけたのか,何度も確認しないと気が済みません」(See 106D12)
「仕事の内容を何度も確認しないと安心できません」(See 105C19)
「考えが頭から離れません」(See 104H16)
患者は強迫行為を不合理であると認識している.(See 102A6,115B18)
不潔になったことを気にして頻回に手を洗う(See 105G62)
その相手を殴ってしまうのではないかと繰り返し考えるようになった(See 105I52)
何度も繰り返し手を洗うようになった.最近では決まって8回は洗う(See 101H29)
家の中の全てを毎朝消毒しないと気がすまないようになってきた(See 100F5)
96D3
27歳の男性.物事を何度も確認しないと安心できないと訴えて来院した.高校時代に字を書いても計算をしても,間違いの有無を調べ続けるようになった.その後,さらに対象が広がり,鍵やガス栓の点検を何度も繰り返すようになった.このため何事にも時間がかかり,本人も疲れ,職場にも毎日遅刻するようになった.治療を強く希望している.
適切でない治療はどれか.
a 行動療法
b 認知療法
c 森田療法
d 抗うつ薬投与
e 電気けいれん療法
正解:e(正答率 データなし)
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