34歳の初妊婦(1妊0産)。妊娠32週0日。下腹部痛と性器出血を主訴に来院した。数日前から軽度の下腹部痛があり様子をみていたが、本日朝に少量の性器出血があったため受診した。妊娠30週5日に行われた前回の妊婦健康診査までは、特に異常を指摘されていなかった。来院時の膣鏡診で淡血性の帯下を少量認めた。内診で子宮口は閉鎖していた。腹部超音波検査では胎児は頭位で形態異常はなく、推定体重は1,850g、胎盤は子宮底部に付着し、羊水指数〈AFI〉は18.0cmであった。胎児心拍数陣痛図(A)及び経膣超音波像(B)を別に示す。
まず行うべき処置として適切なのはどれか。2つ選べ。
正答率:46%
テーマ:妊娠32週の切迫早産にまず行うべき処置