救急外来で小児を診察した研修医から指導医への報告を次に示す。
研修医「2歳の女の子です。5日前から39℃の発熱が持続するため来院しました。2日前に自宅近くの診療所を受診し解熱薬を処方されています。呼吸数30/分、脈拍144/分で、診察所見としては咽頭発赤とイチゴ舌があり、体幹に発疹を認めることから溶連菌感染症を疑います」
指導医「溶連菌感染症は重要な鑑別疾患だね。でも川崎病の可能性はどうかな」
川崎病との鑑別診断のために追加して確認すべきなのはどれか。3つ選べ。
正答率:81%
テーマ:川崎病と溶連菌感染症の鑑別ポイント