111I37

肥満度20%の単純性肥満と診断された6歳の男児本人とその保護者への説明として正しいのはどれか。3つ選べ。

「食欲を抑える薬を使いましょう」
「間食でスナック菓子は控えましょう」
「テレビの視聴時間を減らしましょう」
「主食を3食ともパン食にしましょう」
「3大栄養素をバランスよく摂りましょう」

解答: b,c,e

111I37の解説

a 食欲抑制薬としてはマジンドールが用いられる。しかしこの薬剤はBMIが35以上または肥満度70%以上にて適応となる。
b 正しい。間食、スナック菓子は肥満の原因となる。
c 正しい。テレビを見ている時間はゴロゴロしているわけであって「テレビを見ないで、もっと身体を動かそう!」という趣旨なのであろうが、記載の仕方が遠回しで一部の受験生にとっては選びにくかったようだ。
d パンは炭水化物であり、炭水化物過剰摂取は肥満の一因となる。
e 正しい。野菜もふんだんに取り込んだ、バランスの良い食事を指導すべき。

正答率:71%

テーマ:単純性肥満の6歳男児と保護者への説明

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