解決済 104A27 07.循環器

訂正のあった洞性頻脈について

いつもお世話になっております。
2020年の新しい内科・外科シリーズの循環器のP82問題70(104A27)についてです。

この問題の②で「PSVTではなくP波を伴う頻脈なので洞性頻脈である」という訂正が出ていましたが、
このP波と思われる波を鋸歯状波と考えて心房粗動と判断しては間違いでしょうか。
106A58 の心房粗動の図と極めて似ております。
106A58のように、一回うって、一回自粛(鋸歯状波)を繰り返していると考えれば心房粗動と考えた方が良い気がしています。

お手数ですがよろしくお願いいたします。

回答2件

  • 感覚的な表現になってしまうのですが、鋸歯状波はその名の通りのこぎりの歯のような、比較的垂直に上がって斜めに下がる波形です。104A27②のp波は、山のような、左右対称の形で、鋸歯状波とは言えません。
    ですので、104A27②のp波と106A58のp波は異なるものと考えられます。
    お答えになっていれば幸いです。

  • コメントありがとうございます。
    確かに左右対称かどうかという視点で眺めるとP波だなと考えることができました。

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  • 問題参照 104A27

    8歳の女児。学校のプールで泳いでいるときに突然意識を消失した。以前にも同様の出来事があった。父親が34歳で突然死しているが詳細は不明である。身体所見に異常を認めない。脳波、頭部CTおよび胸部エックス線写真に異常を認めない。脈拍64/分、整。血圧108/68 mmHg。心電図(①~⑤)を別に示す。
    この患児の意識消失発作時の心電図として考えられるのはどれか。
    • a ①
    • b ②
    • c ③
    • d ④
    • e ⑤
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