いつもお世話になっております。
TdPの波形とVFの波形を鑑別することができません。
特に104A27においては、当初⑤の波形をchapter3-6の確認問題を解いた際と同じ発想を用いてVFと読みとったのですが、実際の解説はTdPであり、正答は得られたものの解説通りに解くことはできませんでした。
確かに、ほずみ先生の解説を聞いてTdPであるということも理解できるのですが、未だVFであるということを捨てきれていません。
両者ともに波の大小が不整であり、時折2つ重なったような波が出現していて、同じようにめちゃくちゃな形をした波に見えてしまいます。
この2つの波形について何か強力な鑑別方法はありますでしょうか?
それとも、最終的にTdPはVFに移行するものであり、究極的には2つの波形が見られた際の対処法は同じであるということからもCBT、国家試験レベルではこの2つの波形を必ずしも完璧に鑑別できる必要性はないのでしょうか?
臨床でも国試でも対処法は同じなので、両者の鑑別は必ずしも必要でないと思います。
ただ、あえていうなれば、非発作時の心電図をみるとQT延長症候群であることがわかるのでVfよりTdPのが考えやすい、あとはVTの振幅がなめらかに大きくなりまた小さくなっていくという一環したものであることからTdPのほうがより考えやすいかと思います。
お答えになっていれば幸いです。
ありがとうございます。納得できました。
やはり安静時心電図が乗っていない場合の判断は難しそうですね。
安静時心電図が乗っていた際にQT延長が見られればTdPと判断、ただし臨床的な対処法はVFと同様だといった感じで、特に鑑別に対して強くにらめっこする必要性は今の所ないのだなと感じました。ありがとうございました。
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