巻末資料の覚えるべき基準値に関してですが、
白血球数は、 5000〜8500/μl
赤血球数は、380〜530万、
などと書かれてました。
一方、イヤーノート2020の和文索引の前のページの医師国家試験出題基準は、
異なる値でした。
白血球数は、 4000〜10000/μl
赤血球数は、380〜530万は女性、410〜610万は、男性
などと書かれてました。
さらに、病気がみえる vol.5 血液には、学生用共通基準範囲として、若干異なる値が書かれており、
白血球数は、 3500〜9000/μl
赤血球、Hbは、同様、男女差があるようでした。
基準値の記載が、本によって異なっており、どれを優先的に覚えるべきか不安になります。
やはり、医師国家試験出題基準を覚えるべきなのでしょうか?
こんにちは、単刀直入に回答を修正させて頂きます。以下にあるとおりではないでしょうか。
https://medu4.com/guide/forumGL
僭越ながら何卒よろしくお願いします。
私は、穂積先生が講義の中で言われる通り、巻末資料の覚えるべき基準値をプリントアウトして壁に貼って覚えようとしています。
ところで、そもそも医師国家試験出題基準に基準値は明記されているのでしょうか?
質問自体が、どちらが正しいかという議論であった点と、基準値は、病院などによって、違うそうなので解決としました。
血液の国試問題を解くにあたっては、現時点でmedu4の基準値でも問題はないと思います。
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50歳の女性。全身の皮下出血と鼻出血とを主訴に来院した。特に誘引なく右肩の紫斑が出現した。その後大腿や下腿にも紫斑が出現し、今朝から鼻出血が止まらないため受診した。5年前に乳癌に対して手術と抗癌化学療法とを受けた。血液所見:赤血球278万、Hb 8.8g/dL、Ht 25%、白血球700、血小板5.1万、PT-INR 1.2(基準0.9〜1.1)、APTT 30.6秒(基準対照32.2)、血漿フィブリノゲン74mg/dL(基準200〜400)、血清FDP 110μg/mL(基準10以下)、Dダイマー9.6μg/mL(基準1.0以下)。骨髄血塗抹May-Giemsa染色標本を別に示す。
この患者に対する治療薬として適切なのはどれか。