解決済 114B43 21.救急

腹部超音波検査の範囲について

勉強不足ですが、質問させていただきます。 
体温も高く、また次の設問で明らかに脱水だったので、腹部超音波→下大静脈の様子見るかと思い腹部超音波検査を選んでしまいました。 
この考えは、腹部超音波の範囲ではないということでしょうか? ご指導いただきたいです

回答1件

  • 優先順位の問題です。
    低血糖は即時に検査可能+治療が遅れると不可逆な障害をきたすという点から、意識障害を見たら低血糖を疑えという鉄則があり、「直ちに」行うべきは血糖測定です。
    確かに状況からは熱中症が疑わしく実際にこの症例も熱中症ですが、だとしても下大静脈の評価をこの時点で行うという点は不自然です(そもそも選択肢に下大静脈を〜という記載もありませんし)。それに必修ですから素直に選ぶべきと考えます。

    同様の問題は102C22106C26108C29があります。

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  • 問題参照 114B43

    次の文を読み、以下の問いに答えよ。

    65歳の男性。意識障害のため救急車で搬入された。

    現病歴:午前8時に農作業に行くと家族に伝えて外出した。昼食の時間になっても帰宅しないため家族が様子を見に行ったところ、ビニールハウス内で倒れているのを発見し、救急車を要請した。

    現 症:救急車からの予備情報によると、意識レベルはJCS III-200。体温39.2℃。心拍数144/分、整。血圧82/40mmHg。呼吸数20/分。SpO2 100%(リザーバー付マスク10L/分酸素投与下)。

    直ちに行うべき検査はどれか。

    • a 脳波
    • b 血糖測定
    • c 腰椎穿刺
    • d 胸部単純CT
    • e 腹部超音波検査
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