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肝硬変の輸液・細胞内脱水のメカニズム

平素よりお世話になっております。
フォーラム内に同じ問題に対する質問があったのですが、少し論点が異なるので新たに質問させてください。
輸液特講内の先生の解説によると、肝硬変では細胞内脱水が起きており、細胞内脱水であれば3号液輸液で納得できます。
しかし、肝硬変の浮腫・腹水のメカニズムは低アルブミンによる血漿膠質浸透圧低下であり、循環血液量は減少、すなわち血管内が脱水となるはずと考えました。
なぜ血管内脱水がメインとならず、細胞内から水がなくなっているのでしょうか?
先生は「引き算すれば分かりますよね」とおっしゃっており、確かに血管内→〜↓、間質↑↑↑なので水分量のバランス的には細胞内↓↓なのですが、なぜそのバランスになるのか(なぜ細胞内脱水がメインなのか)教えていただきたいです。また、先生がおっしゃっていたことに対する解釈の間違いがあれば、そちらもご教授ください。
よろしくお願いします。

回答1件

  • >肝硬変の浮腫・腹水のメカニズムは低アルブミンによる血漿膠質浸透圧低下であり、循環血液量は減少、すなわち血管内が脱水となるはずと考えました。

    ↑この理解は正しいです。

    が、血管内脱水が強いのであれば、血圧低下や脳症、高度黄疸が出ます。また、設問設定としても「経口摂取ができないため輸液を開始した」のような呑気な雰囲気にはなりません。

    講義内でも解説したように、あくまで「病棟での現状維持」を主旨として何を投与すべきかと考えるべきです。

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  • 問題参照 112D43

    47歳の女性。腹部膨満を主訴に来院した。20歳台からアルコールの多飲歴があり、1週間前までワイン1本/日を飲んでいた。3日前から腹部膨満が出現し食事が摂れなくなったため受診した。意識は清明。身長156cm、体重49kg。体温36.3℃。脈拍72/分、整。血圧106/60mmHg。眼險結膜に貧血を認めない。眼球結膜に軽度黄染を認める。頸部から胸部にかけて赤い放射状の皮疹を多数認め、圧迫によって消退する。腹部は膨満しているが圧痛を認めない。下肢に浮腫を認める。血液所見:赤血球325万、Hb 9.4g/dL、Ht 31%、白血球4,000、血小板7.0万、PT-INR 1.4(基準0.9〜1.1)。血液生化学所見:総蛋白5.9g/dL、アルブミン2.5g/dL、総ビリルビン3.2mg/dL、直接ビリルビン0.9mg/dL、AST 56U/L、ALT 40U/L、ALP 280U/L(基準115〜359)、γ-GTP 24U/L(基準8〜50)、アンモニア185μg/dL(基準18〜48)、尿素窒素35mg/dL、クレアチニン0.7mg/dL、Na 131mEq/L、K 3.6mEq/L、Cl 97mEq/L、α-フェトプロテイン〈AFP〉3.1ng/mL(基準20以下)。免疫血清学所見:CRP 1.2mg/dL、HBs抗原陰性、HCV抗体陰性。来院時の腹部CTを別に示す。経口摂取ができないため輸液を開始した。

    初期輸液のNa+濃度(mEq/L)として適切なのはどれか。

    • a 35
    • b 77
    • c 90
    • d 130
    • e 154
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