解決済 111A55 内分泌代謝

高カルシウム血症の治療

イヤーノートでは輸液とループ利尿薬の併用となっていましたが、今回選択肢にループ利尿薬が含まれていませんでした

個人的に気になって調べてみたところ、ループ利尿薬の併用は心不全兆候の場合のみとなっていました
これは、Ca排泄目的ではなく前負荷を下げる目的でいれているのでしょうか?
またもし、国家試験高Ca血症の治療で輸液、カルシトニン、ビスホスホネート、ループ利尿薬があった場合優先度はどれからになりますか?

回答4件

  • ループ利尿薬はCa排泄のためだと考えられます。そして、高Ca血症→尿崩症→脱水傾向があるのに利尿薬を使うことになるので、その際は輸液を併用します。

    カルシトニン・ビスホスホネートも血中Ca濃度を下げる作用があるので本問のように使用されますが、優先順位は私も恐縮ながらわかりません…。

    • コメント頂きありがとうございます!
      >>高Ca血症→尿崩症→脱水傾向があるのに利尿薬を使うことになるので、その際は輸液を併用します。
      とのことでしたが、その場合はまず1stがループ利尿薬になり、輸液は脱水症状が見られてからということにならないでしょうか?
      ループ利尿薬の併用が補助的になっていることの説明がつかないと思うのですが…
      どう思われますか?

  • https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/canceruptodate/utd/201310/533643.html
    以下、引用です。

    1)生理食塩水点滴 ✚✚
    200-300 mL/時間から生理食塩水の点滴を開始
    その後、尿量100-150 mL/時間が確保できるように点滴量を調節

    本治療はいずれの機序による高Ca血症においても、まず最初に行うべき治療である。
    高Ca血症の際に併存する脱水を補正し、腎でのカルシウム・クリアランスを改善する[28]。
    中等度以上の高Ca血症の場合は、本治療単独で血清カルシウム値を低下させることは難しく、
    下記2)、3)と併用して行う。

    施行中は慎重なモニタリングが必要で、浮腫など心不全傾向が出現した時には、

    生理食塩水の点滴は中止し、ループ利尿薬の使用を考慮すべきである。

    腎不全や心不全のない状況でのルーチンでのループ利尿薬の使用は推奨されない。
    過去の報告も、10 L/日もの大量の補液とともにフロセミドを80-100 mg 1-2時間おきに使用する[29]、
    といったものであり、現実的でない。

  • コメントありがとうございます
    やはり、輸液を基本とし心不全徴候あるいは中等度以上の高Ca血症ではループ利尿薬の使用となりそうですね
    また、出典を拝見させていただきましたが、急性期ではカルシトニン、長期ではビスホスホネートと使い分けされていそうですね
    他にも、あまりに重篤な場合は透析を考慮し、準備の間は輸液、カルシトニン投与などを行うのかもしれませんね

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  • 問題参照 111A55

    82歳の女性。傾眠状態のため家族に連れられて来院した。生来健康だったが先月から血尿、口渇、便秘、悪心および食欲不振が出現していた。昨日から傾眠傾向となり増悪するため同居する息子夫婦が自家用車に乗せて連れてきた。身長152cm、体重40kg。体温36.2℃。脈拍80/分、整。血圧142/56mmHg。呼びかけると開眼するが、すぐに閉眼する。眼險結膜は貧血様である。口腔内は著明に乾燥している。頸部と腋窩のリンパ節を触知しない。心尖部を最強点とするIII/VIの収縮期雑音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟。右鼠径部に径約4cm、弾性硬、可動性不良の腫瘤を触知する。尿所見:赤色調、蛋白1+、糖(−)、潜血3+、沈渣に赤血球多数/1視野、異型性の強い上皮細胞多数/1視野。血液所見:赤血球380万、Hb 10.8g/dL、白血球8,100、血小板13万。血液生化学所見:総蛋白5.1g/dL、アルブミン3.2g/dL、総ビリルビン0.7mg/dL、AST 29U/L、LD 283U/L(基準176〜353)、ALP 146U/L(基準115〜359)、尿素窒素23mg/dL、クレアチニン1.3mg/dL、尿酸11.1mg/dL、血糖198mg/dL、HbA1c 6.4%(基準4.6〜6.2)、Na 140mEq/L、K 3.5mEq/L、Cl 99mEq/L、Ca 15.0mg/dL、P 2.5mg/dL。

    輸液とともに投与すべきなのはどれか。2つ選べ

    • a アルブミン
    • b インスリン
    • c カルシトニン
    • d ビスホスホネート
    • e 副腎皮質ステロイド
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