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妊娠14週であり、子宮頸部細胞診の異常と外陰部腫瘤とを指摘されている24歳の初妊婦である。細胞診はクラスIIIaであり、外陰部の写真では外陰部に鶏冠状外観を呈する腫瘤を認めているため、尖圭コンジローマの診断となる。
ａ　正しい。外陰部病変であり、妊娠の継続は可能である。
ｂ　子宮頸癌の原因となるのはヒトパピローマウイルス（ 16 や 18 型）である。
ｃ　産道感染により新生児に喉頭乳頭腫を呈することがある。
ｄ　正しい。コルポスコピィ検査による生検組織の病理像にて koilocyte（核周囲に空胞をもつ細胞）がみられる。
ｅ　正しい。尖圭コンジローマの原因はヒト乳頭腫〈human papilloma〉ウイルス6または11型の感染である。