解決済 103D42 11.産婦人科

ヒトパピローマウイルスについて

国試103D-42の問題に関しまして、わからないことがあったため、投稿させていただきました。

あたらしい産婦人科の練習問題でも取り扱われている問題なのですが、講義内でも、またサイトの国試の解説をみましても、
bの子宮頸がんを否定する理由としてHPV16や18が子宮頸がんの原因ウイルスであるからとなっています。
しかし、写真が明らかに尖圭コンジローマであるとはいえ、問題文には「子宮頸部細胞診の異常と外陰部腫瘤を指摘され」とあります。
そのため、子宮頸部細胞診異常がある以上、完全に子宮頸がんも発生している可能性を否定することはできないのではないでしょうか。

教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

回答2件

  • まぁ確かにそうなんですよね。少しモヤモヤが残る問題ではあります。
    ちなみにですが、ここで書かれている「子宮頸部細胞診の異常と外陰部腫瘤」は尖圭コンジローマによるものと思われます。

    • ありがとうございます!穂澄先生にそう言っていただけると安心できます。
      尖圭コンジローマは子宮頸部に発症する場合もあるという文献も見つけることができました。
      ありがとうございました。

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  • 問題参照 103D42

    24歳の初妊婦。妊娠14週。子宮頸部細胞診の異常と外陰部腫瘤とを指摘され来院した。細胞診はクラスIIIa。視診では、腟壁と外陰部とに鶏冠状外観を呈する腫瘤を認める。外陰部の写真を別に示す。
    正しいのはどれか。3つ選べ
    • a 妊娠の継続は可能である。
    • b 子宮頸癌発症リスクが高い。
    • c 新生児産道感染は起こらない。
    • d コルポスコピィ検査が必要である。
    • e ヒト乳頭腫〈human papilloma〉ウイルス6または11型感染である。
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