プロトンポンプ阻害薬の投与経路について質問があります。
この設問では、消化管穿孔を来しており、経口投与は不適切であると考えました。
調べてみたところ静注の製剤があるとのことでしたが、この設問でも静注されているのでしょうか。
また、その他の薬剤についてもだいたい静注用の製剤があると捉えても良いのでしょうか。
投与経路で 選択肢が正なのか誤なのか迷ってしまうことがあるため、質問させていただきました。
ご回答よろしくお願いいたします。
これは静注ですね!
個人的に投与経路で気を付けているのは
アドレナリン(アドレナリン静注は心臓が止まった時のみなど)
抗菌薬(偽膜性腸炎は経口など)
ステロイド(喘息なら吸入、sjsなら全身など)
くらいです。
抗菌薬も症状に応じて違うだけで投与と覚えてしまって良いと思います!
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61歳の男性。心窩部痛を主訴に救急車で搬入された。7日前に腰痛を自覚し自宅近くの診療所でNSAIDを処方されていた。今朝急に心窩部痛が出現し急速に増強するため救急車を要請した。意識は清明。身長173cm、体重67kg。体温36.0℃。心拍数88/分、整。血圧124/80mmHg。呼吸数20/分。SpO2 98%(鼻カニューラ3L/分酸素投与下)。腹部は平坦で、心窩部に圧痛と軽度の反跳痛とを認める。血液所見:赤血球483万、Hb 15.7g/dL、Ht 47%、白血球14,700、血小板30万。血液生化学所見:総蛋白7.3g/dL、アルブミン4.2g/dL、総ビリルビン0.9mg/dL、AST 20U/L、ALT 15U/L、LD 170U/L(基準120〜245)、ALP 265U/L(基準115〜359)、γ-GT 66U/L(基準8〜50)、アミラーゼ52U/L(基準37〜160)、CK 85U/L(基準30〜140)、尿素窒素17mg/dL、クレアチニン1.0mg/dL、血糖103mg/dL、Na 146mEq/L、K 3.8mEq/L、Cl 106mEq/L。CRP 2.2mg/dL。腹部単純CTを別に示す。まずは手術を実施せず、保存的治療を行うこととした。
対応として適切なのはどれか。3つ選べ。