解決済 114D32 03.血液

副腎皮質ステロイドと蛋白同化ステロイド

いつもお世話になっています。
114回全問解説講座の9コマ目の本問題の解説にて、副腎皮質ステロイドと蛋白同化ステロイドを同じものとして説明されていました。この2つは別物と考えていたのですが、どうなのでしょうか。
よろしくお願いします。

回答5件

  • 過去トピック検索をお願いします。
    また、114D32へ行き、下へスクロールしてもこの問題に紐付いたフォーラムのトピックが出てきますので、質問前に確認できます。

    • すでに議論済みの内容でしたね。。申し訳ありませんでした。
      丁寧なご返信ありがとうございました!

  • 編集後記載:(すでに過去問トピックで穂積先生含め議論されておりました…すみません。)

    お世話になっております。
    厳密には仰る通り、別物と考えてもいいと思います。
    一方で、蛋白同化ステロイドは副腎皮質ステロイドに含まれるものとも考えられます。
    この設問文でも含まれる、と解釈すると納得できました。

    ∵副腎皮質ステロイドは副腎皮質から分泌される主に3つのステロイドホルモンの総称です。その3つとは、
    ①コルチゾール
    ②アルドステロン
    ③アンドロゲン

    からなります。(すでにご存知でしたらご容赦ください)
    このうちの
    ③アンドロゲンにはテストステロン、性ホルモンの前駆体が含まれます。

    一方で「蛋白同化ステロイド」は体内でテストステロンの遊離を促します。③に該当します。

    • けい☆ちゃん、thanks!

    • けい☆ちゃんさん、とても分かりやすい説明ありがとうございました。理解が深まりました!

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  • 問題参照 114D32

    25歳の男性。倦怠感と四肢の紫斑を主訴に来院した。1か月前から倦怠感、2週前から四肢の紫斑が出現し、改善しないため受診した。既往歴に特記すべきことはない。身長172cm、体重58kg。体温37.2℃。脈拍96/分、整。血圧132/82mmHg。胸骨右縁に収縮期駆出性雑音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。浮腫を認めない。血液所見:赤血球190万、Hb 6.6g/dL、Ht 19%、網赤血球0.7%、白血球1,600(好中球11%、好酸球3%、好塩基球2%、単球9%、リンパ球75%)、血小板0.7万。血液生化学所見:総蛋白6.7g/dL、アルブミン4.7g/dL、総ビリルビン0.8mg/dL、直接ビリルビン0.2mg/dL、AST 25U/L、ALT 29U/L、LD 154U/L(基準120〜245)、尿素窒素15mg/dL、クレアチニン0.6mg/dL、尿酸5.8mg/dL。骨髄血塗抹May-Giemsa染色標本に芽球の増加はなく、3血球系に異形成を認めない。染色体分析では46,XY。骨髄組織のH-E染色標本を別に示す。

    適応でない薬剤はどれか。

    • a シクロスポリン
    • b アドリアマイシン
    • c 抗胸腺グロブリン
    • d 副腎皮質ステロイド
    • e トロンボポエチン受容体作動薬
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