解決済 111A26 11.産婦人科

妊娠高血圧症候群の定義改訂に関して

妊娠高血圧症候群の定義に変更があったようです。
『あたらしい産婦人科』の5.8よりも新しくなっていたのでフォーラムでお伝えさせていただきます。
『妊娠高血圧症候群定義・臨床分類改定案』http://www.jsshp.jp/journal/pdf/20170810teigi_kaiteian.pdf
(上記のURLでは案ですが、正式に改訂となっているようです。)
略称がPIHからHDPになりました。
妊娠高血圧腎症の診断基準で尿蛋白が必須では無くなり、肝障害や血小板減少などでも診断できるようになっていました。
臨床分類から子癇が外され、HELLP症候群と同じく関連疾患に分類されています。

回答1件

  • ありがとうございます。今後の講義に反映させてまいります。

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  • 問題参照 111A26

    41歳の初産婦。妊娠39週2日に全身けいれんのため救急車で搬入された。来院時にはけいれんは消失していた。意識レベルはJCS I-1。心拍数90/分、整。血圧190/120mmHg。呼吸数16/分。SpO2 97%(room air)。全身に浮腫を認める。尿所見:蛋白3+。硫酸マグネシウムの持続静注を開始した後に撮影された頭部MRIのFLAIR像(A〜C)を別に示す。

    適切な治療はどれか。

    • a へパリン静注
    • b フロセミド静注
    • c マニトール点滴静注
    • d 塩酸リトドリン点滴静注
    • e ニカルジピン(カルシウム拮抗薬)静注
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