解決済 111A26 11.産婦人科

子癇発作への対応について

本問では子癇への対応として、まず硫酸マグネシウムの持続静注を開始した後にMRIを撮り、その後の適切な治療を問うていますが、子癇を疑った場合これ以上浮腫が悪化しないようにMRI撮影の前に降圧薬を投与した方がいいのではないか...と考えました。この点に関しましてどのように考えればよろしいでしょうか。どなたかご教授頂けますと幸いです。

回答5件

  • 確かに血圧が190/120mmHgとかなり高い状況なので,そこだけから判断すると降圧する必要性を感じます.
    ただ,「けいれんは消失していた」とあるので,臨床像はひとまず安定しており
    MRI撮ってからでも良いという設定なんじゃないでしょうか?

  • たしかに際どいですね。
    ただ、硫酸Mgにも降圧作用があるので、一旦それで様子みても良いかとおもいますね。
    実際はCCBも繋ぐと思います

    • まことに失礼ですが、妊娠高血圧の症例を担当したことはありますでしょうか。
      健常な方の高血圧と、妊娠されている方の高血圧では高血圧ではリスクが天と地ほど違います。HDPは直ちに介入すべきです。

    • 他の方の質問にもたくさん回答されていますが、回答というよりなんとなく野次の方に偏っていると思うので、
      質問の答えに関係ないのならあまり書き込まれない方がいいと思われますよ。

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  • 問題参照 111A26

    41歳の初産婦。妊娠39週2日に全身けいれんのため救急車で搬入された。来院時にはけいれんは消失していた。意識レベルはJCS I-1。心拍数90/分、整。血圧190/120mmHg。呼吸数16/分。SpO2 97%(room air)。全身に浮腫を認める。尿所見:蛋白3+。硫酸マグネシウムの持続静注を開始した後に撮影された頭部MRIのFLAIR像(A〜C)を別に示す。

    適切な治療はどれか。

    • a へパリン静注
    • b フロセミド静注
    • c マニトール点滴静注
    • d 塩酸リトドリン点滴静注
    • e ニカルジピン(カルシウム拮抗薬)静注
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