初めてのフォーラムへの投稿で不手際等ありましたら失礼します。
あたらしいマイナー①整形外科の講義内において、(B)の画像について椎間板の側方への脱出があると解説されていたかと思います。確かに問題文中の徒手筋力テストの結果や、右下腿外側と側背に触覚の低下を認めることから、L5神経根が障害されていると考えられ、cを選択できるかと思います。しかしながら、神経根の走行を考慮した場合、本問を例にとると、L4/5間のヘルニアで椎間板が側方脱出した場合には、L4神経根が障害されるのではないでしょうか。L5の神経根が障害されるのは、椎間板の後方脱出が認められる場合であり、本問では確かにやや側方に脱出しているものの、問題文の記載を考慮すると、後方脱出と考える方が良いのではないかと考えたのですが、どうなのでしょうか。
ご回答いただけると幸いです。
>L4/5間のヘルニアで椎間板が側方脱出した場合には、L4神経根が障害されるのではないでしょうか。
↑これはどこかに書いてありましたか? でしたら、文献のリンク等を教えていただけると助かります。
僕は側方でも後方でも、(多少個人差はあれど大原則として)L4/5間のヘルニアではL5が障害されると理解しています。
穂積先生、お忙しい中お返事ありがとうございます。
http://www.kameda.com/pr/spine/pdf/cafe5_2.pdf
こちらのpdfを参考にすると、外側に飛び出すとL4、内側に飛び出すとL5が障害されるという記載が見られます。 また、先日学校で整形外科の講義があったのですが、その際も、椎間板ヘルニアは髄核の脱出の仕方によって障害される神経根が異なるので注意するようにとのことでした。学校のスライドをお示しすることはできないのですが、傍正中型ではL5神経根障害、外側型ではL4神経根が障害されるようです。
側方への脱出と外側への脱出では少しニュアンスが異なる可能性もあり、私が思い違いをしているだけかもしれませんが。
ありがとうございます。
いただいたpdfでいうと、今回の画像は「内側」に飛び出ていると思われます。
ですのでL5でOK。
外側に飛び出ている場合はもっと側方に飛び出ているような画像になるということですね。
ありがとうございます。勉強になりました。
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