解決済 101G45 14.整形外科

腰部椎間板ヘルニア

L4/5レベルの椎間板ヘルニアでL4根が障害をうけない理屈は講義で理解できたのですが、
L5根のみがやられることに疑問を持ちました。
L4以下の馬尾全体が圧迫されるからS1、S2なども同等にやられ得る気がするのですが。。
L4/5レベルの椎間板ヘルニアはL5根が有意にやられやすい特徴などあるのでしょうか?
それとも今回たまたまそういう症例だったのでしょうか?S1根のみがやられる、L5根とS1根がやられるなどの事例もあるのでしょうか?

ご教授宜しくお願いします。

回答2件

  • 馬尾はスダレのようなものですので、突起物があってもサラッと逃げるためです。
    腰椎穿刺をL4レベルで行う理由とも共通点がありますね。

  • 穂澄先生

    ご回答ありがとうございます。

    確かにすだれだから、複数やられることは珍しそうですね。

    よく見れば病変が右寄りで最も右にある右L5根がやられやすいのも納得でした。

    どうもありがとうございました。

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  • 問題参照 101G45

    36歳の女性。腰痛と右下肢のしびれとを主訴に来院した。3週前、掃除中に急に強い腰痛が出現し、その後も持続している。1週前から右足部のしびれも自覚している。腰椎には前屈制限があり、Lasègue徴候は右下肢で陽性である。膝蓋腱反射とアキレス腱反射とに異常を認めない。徒手筋力テストで右長母趾伸筋と右長趾伸筋とが4〈good〉、他の筋は5〈normal〉である。右下腿外側と足背とに触覚の低下を認める。腰椎単純MRIのT2強調矢状断像(A)とT1強調横断像(B)とを別に示す。
    障害されている可能性の高い神経根はどれか。
    • a L3
    • b L4
    • c L5
    • d S1
    • e S2
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