解決済 101A37 01.腎

CKDにおけるCa濃度

CKDにおけるCa濃度の増加減少は個人差があるという理解でよろしいでしょうか。
98D37の問題ではCKDによりCaは低下をきたすと解釈するように解答ができています。
問題の形式から続発性副甲状腺機能亢進症が生じているか否かを見極めた方がいいですか?

回答1件

  • その通り。

    ①CKD
    ②活性化vit.D↓
    ③Ca↓
    ④続発性副甲状腺機能↑
    ⑤Ca→〜↑

    のどのステージにあるのか、を器用に見極めて下さい。101A37では骨が痛いと言っているので、⑤です。
    98D37では③です。
    内分泌代謝の大原則で、フィードバックは元を上回らないというものがありますが、上記⑤は例外で比較的臨床の場でもみられやすいようです。

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  • 問題参照 101A37

    75歳の女性。膝と踵との痛みを主訴に来院した。25年前から糸球体腎炎による末期腎不全のため血液透析を受けている。6か月前から歩行時の両膝の痛みを自覚し、最近は踵にも痛みを感じるようになった。血液所見:赤沈40mm/1時間、赤血球360万、Hb 10.8g/dL、Ht 32%。血清生化学所見:尿素窒素86mg/dL。クレアチニン9.2mg/dL、ALP 600U/L(基準260以下)、Na 140mEq/L、K 5.3mEq/L、Cl 106mEq/L、Ca 11.5mg/dL、P 6.4mg/dL、PTH 880pg/mL(基準10~60)。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH 7.43、PaO2 82Torr、PaCO2 47Torr、HCO3- 28mEq/L。
    ほかに行う検査として適切なのはどれか。2つ選べ
    • a 腎生検
    • b 頭部CT
    • c 頸部超音波検査
    • d 副腎シンチグラフィ
    • e 手指骨エックス線撮影
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