解決済 100A3 11.産婦人科

34週未満マイクロバブルテスト陽性時のステロイドについて

正解は「e分娩誘発」で疑義は無いのですが、「dステロイドの投与」は行わないのかが疑問で、質問しました。産科ガイドライン2017のCQ302によりますと、児の肺成熟や頭蓋内出血予防を目的として24週~33週の早産が1週間以内に予想される場合、ステロイドを投与するとあります。この問題では32週であり、肺成熟はあるものの頭蓋内出血予防を目的としたステロイド投与の適応はあるのではないかと考えました。どなたかご教授いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

参考:産科ガイドライン2017
https://minds.jcqhc.or.jp/docs/minds/Obstetrical-practice/Obstetrical-practice.pdf

回答2件

  • https://medu4.com/topics/3e7c28123f

    ↑過去トピック参照。

    「マイクロバブルテスト陽性って書いてあるけど、実はこれはひっかけで、頭蓋内出血怖いから入れなきゃダメよーん! 残念でした、ヒッヒッヒ」みたいな問題が出たら、クレーム必至かと思います。
    素直に行きましょう。

    もしまだなら↓も読んで下さい。
    https://medu4.com/blog/prioritize

  • 選択肢の序列が大事ということですね。
    お忙しいところご回答いただき恐縮です。
    ありがとうございます!

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  • 問題参照 100A3

    33歳の2回経産婦。妊娠30週に少量の性器出血と子宮収縮とを認めたため紹介状を持って来院した。前医で妊婦健康診査を受け、高血圧のため塩酸ヒドララジン20mg/日を服用していた。血圧164/96mmHg。浮腫は脛骨稜に軽度認めるが、全身には及んでいなかった。内診で子宮口は2cm開大、経腟超音波検査による頸管長は15mm、腟内容は白色透明であった。尿所見:蛋白1+、糖(-)。直ちに入院安静とし、塩酸ヒドララジンを40mg/日に増量しメチルドパも併用した。15分周期の子宮収縮を認めたため、塩酸リトドリンを100μg/分で持続点滴投与した。2週後、腹部緊満感はやや軽減したが、血圧は160/100mmHg前後で推移し最近上昇傾向にある。胎位は第2頭位。羊水穿刺によるマイクロバブルテストの結果は陽性である。胎児推定体重の推移を別に示す。
    対応として適切なのはどれか。
    • a 経過観察
    • b メチルドパの増量
    • c 塩酸リトドリンの増量
    • d 副腎皮質ステロイド薬の投与
    • e 分娩誘発
  • 関連トピック

    なし