一部で葉状白斑は成長とともに消退傾向となるとの記載がありますが、解説では消退しないとされています。
この問題では 「皮疹は自然に消失するでしょう」と断定しているため誤りであるといえそうですが、消退しないと考えてよいのでしょうか。
臨床医学に対する正解は1つではございません。そのため「一部で葉状白斑は成長とともに消退傾向となるとの記載があります」とのことでしたら、そのような症例もあるのでしょう。
しかしながら、113回と直近の過去問でcがバツ選択肢として出題されている以上、「自然消退はしない」というスタンスで次回以降の国試に望むのが素直に思います。
以下の記事も参照下さい。
https://medu4.com/blog/prioritize
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生後1か月の乳児。1か月健康診査のために両親に連れられて来院した。在胎38週、出生体重2,998gで出生した。Apgarスコアは8点(1分)、9点(5分)であった。出生後は完全母乳栄養であり、本日の体重は4,050gである。四肢を活発に動かし、固視を認める。体幹や四肢に2~3cmの皮疹を7個認める。体幹部の皮疹を別に示す。父親には、鼻の周囲に多数の血管線維腫を認める。母親には皮疹を認めない。
両親への対応として適切なのはどれか。