解決済 100A25 12.小児科

心室中隔欠損症における左室圧

心臓カテーテル検査所見:左室圧75mmHgに対して、本来、高いと120mmHgないといけないから、今回は低下しているとおっしゃっています。
僕は、平均血圧だと捉えてしまい、上昇していると判断してしまいました。左室圧が単体で与えられた場合、平均血圧ではなく、収縮期血圧ととらえていいのでしょうか?

お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

回答5件

  • 本来であれば、103I65のような記載[肺動脈圧は22/14(平均圧17)mmHgであった]が親切です。
    が、本問のケースではその他の情報も合わせて総合的に心室中隔欠損症〈VSD〉と判断せざるを得ず、病態を考え、左室圧は上昇と捉えるべきでしょう。

    • ご返信ありがとうございます。

      やはり、総合的に考えるのが大事ですよね。

      僕の質問の仕方もよくなかったのですが、
      「左室圧は上昇と捉えるべきでしょう。」
      これは低下の打ち間違いでしょうか?

    • 失礼いたしました。おっしゃるとおりです。

    • ありがとうございました。

    • 納得できました。

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  • 問題参照 100A25

    3か月の乳児。哺乳力低下を主訴に来院した。意識は清明。身長62cm、体重5.5kg。第4肋間胸骨左縁に3/6度の収縮期雑音を聴取し、II音肺動脈成分は亢進している。血液所見:赤血球385万、Hb 11.3g/dL、Ht 34%、白血球8,900。心臓カテーテル検査所見:肺動脈圧52mmHg、右室圧52mmHg、左室圧75mmHg、Qp/Qs 3.7、肺血管抵抗1.8単位、左室拡張終期容積(正常値比)201%、心電図を別に示す。
    診断はどれか。
    • a 心房中隔欠損症
    • b 心室中隔欠損症
    • c 動脈管開存症
    • d Eisenmenger症候群
    • e 肺動脈狭窄症
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