解決済 113B35 11.産婦人科

妊娠中の浮腫に対する治療

浮腫と見ると、ループ利尿薬に飛びつくくせがあり本番でも悩みました。
今回は、妊娠高血圧の病態などを考えるとループ利尿薬は使えないのかなと思ったりしたのですが、そもそも妊娠中にループ利尿薬は処方されることはありますか?

回答2件

  • ルプラック(ループ利尿薬)のインタビューフォームを見る限りだと、治療の有益性が危険性を上回った時に処方されるようです。
    以下はルプラックのインタビューフォームをまとめたものです。ラットで生後に消失する一過性の骨格異常、 胎児の化骨遅延及び出生児の体重増加抑制や母体における乳汁移行、ウサギで母体毒性が認められている。
    このような経緯があり、処方しにくいのではないでしょうか?

  • 自分も同じホームページを見ました。
    国家試験ではループ利尿薬は正解になることはそうはなさそうな印象を受けました。

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  • 問題参照 113B35

    37歳の初産婦(1妊0産)。妊娠30週に両下腿浮腫の増悪を主訴に来院した。これまでの妊娠経過は順調であったが、妊娠27週ころに両下腿浮腫を生じ、28週ころから浮腫の増悪を認めた。意識は清明。脈拍72/分、整。血圧160/104mmHg。尿検査で蛋白2+である。ノンストレステスト〈NST〉はreactiveで、子宮収縮は認めない。入院後安静にして血圧を再検査したところ、164/106mmHgであった。

    投与すべき薬剤はどれか。

    • a β2刺激薬
    • b ループ利尿薬
    • c 硫酸マグネシウム
    • d ドパミン受容体作動薬
    • e ベンゾジアゼピン系抗不安薬
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