解決済 112A60 03.血液

白血病裂孔と慢性リンパ性白血病

一般に白血病の問題では,末梢血のMay-Giemsa染色から裂孔陽性か陰性を判断して慢性か急性かを見分けると思うのですが,
CMLで陽性,ALL/AMLで陰性となるのは見やすいものの,
今回の場合のようにCLLでは一見陰性に見えるので,急性かなと思ってしまいます.

というわけで,リンパ性の場合,白血病裂孔で慢性と急性を見分けることは難しいのではないかと思ったのですが,
CLLでの白血病裂孔の見方など詳しい方いましたら教えてください.

回答2件

  • この問題は「4年前から」から判断してください。
    すべての医学的現象に絶対的に成立する公式などありません
    大原則を覚えて、例外が来ても感受できるメンタルが大切。

    • そうですね!
      例外を感受できるよう努めます.

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  • 問題参照 112A60

    68歳の男性。白血球数増加の精査を目的に来院した。4年前から風邪をひきやすくなった。右頸部に径1.5cmのリンパ節1個と左肘部に径2cmのリンパ節1個とを触知する。脾を左肋骨弓下に4cm触知する。血液所見:赤血球302万、Hb 9.2 g/dL、Ht 30%、白血球30,500(桿状核好中球3%、分葉核好中球3%、単球6%、リンパ球88%)、血小板19万。血液生化学所見:IgG 320mg/dL(基準960〜1,960)、IgA 34mg/dL(基準110〜410)、IgM 46mg/dL(基準65〜350)。末梢白血球表面抗原はCD5、CD20及びCD23が陽性である。血清蛋白電気泳動でM蛋白を認めない。末梢血塗抹May-Giemsa染色標本を別に示す。

    最も考えられるのはどれか。

    • a マクログロブリン血症
    • b 慢性リンパ性白血病
    • c 急性リンパ性白血病
    • d 成人T細胞白血病
    • e 慢性骨髄性白血病
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