解決済 115D39 10.神経

tapテストにおいて頭蓋内圧亢進症をどのように否定するか?

tapテストを行う前に頭蓋内圧亢進症をどう否定するのかについてですが、以下の考え方で問題ございませんでしょうか。ご教示いただけますと幸いです。

1.血圧は軽度上昇(142/88)しているが徐脈ではない(86/分)→Cushing現象ではない
2.歩行障害・見当識障害・尿失禁→正常圧水頭症の3徴が揃っている
上記の2点とMRIから、頭蓋内圧亢進症の確率は低いと考え腰椎穿刺をしてもいい。

参考トピック:https://medu4.com/topics/2ddd22080d

回答2件

  • https://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0038/G0001191/0019

    ガイドラインをお読み下さい。
    本問では脊髄MRIもクエッケンシュテット試験も記載がないですが、そこまでは出題者も考えてすらいないのだと思います。
    そもそも設問文も「有用なのはどれか」であり、「ただちに行うべきなのはどれか」のような即座での実行が前提となっているわけでもありません。
    一般問題に準ずる出題と考えるとよいのではないでしょうか。
     
    これ系の質問は案外多く、悩んでいる受験生もごく一部いるようなのですが、取らぬ狸の皮算用、というか、そこまで悩むべきポイントではないように思います。
    「禁忌特講」を受講されているようでしたら、第82講を御覧ください。

    • ご丁寧にご教示いただき誠にありがとうございました。
      「禁忌特講」拝見します。

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  • 問題参照 115D39

    74歳の男性。歩行障害、見当識障害および尿失禁を主訴に来院した。約3か月前から開脚で小刻みな歩行をするようになった。2週前より動作が緩慢となり、日付を間違えるようになった。1週前から尿失禁をするようになったため受診した。意識はJCS I-2。体温36.5℃。脈拍86/分、整。血圧142/88mmHg。呼吸数14/分。SpO2 97%(room air)。Mini-Mental State Examination〈MMSE〉23点(30点満点)。頭部MRIのFLAIR水平断像(A)及びT1強調冠状断像(B)を別に示す。

    確定診断と治療方針の決定に有用なのはどれか。

    • a 脳波
    • b 脳血管撮影
    • c 浸透圧利尿薬の負荷
    • d MIBG心筋シンチグラフィ
    • e 脳脊髄液排出試験〈Tap test〉
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