解決済 112C39 09.肝胆膵

胆管癌とPSCの鑑別

ふと思ったのですが、この問題の選択肢にPSCがあった場合、この問題文と画像だけで鑑別は可能なのでしょうか?
それとも腫瘍マーカーや自己抗体、病理等の所見も参考にしなければ鑑別できないのでしょうか?

回答2件

  • 112A68と比べてみるとよいでしょう。
    結論からいえば、完全にPSCを切ることはできないと思います。
    が、年齢・性別・臨床経過・炎症所見・酵素上昇の強さ・画像、等ふまえるに胆管癌の可能性が最も高いことに変わりはありません。

  • ありがとうございます。
    症例を比較すると、より違いを意識することが出来ました。

コメントを投稿する

ログインするとコメントを投稿することができます。

  • 問題参照 112C39

    70歳の女性。数か月前から食後に心窩部痛があるため来院した。体温37.1℃。血圧124/62mmHg。眼球結膜に黄染を認める。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球432万、白血球7,600、血小板26万。血液生化学所見:総ビリルビン7.9mg/dL、直接ビリルビン5.2mg/dL、AST 271U/L、ALT 283U/L、ALP 2,118U/L(基準115〜359)、γ-GTP 605U/L(基準8〜50)、アミラーゼ 42U/L(基準37〜160)。CRP 6.1mg/dL。ERCPを別に示す。

    最も可能性が高いのはどれか。

    • a 原発性胆汁性胆管炎
    • b Mirizzi症候群
    • c 総胆管結石
    • d 肝細胞癌
    • e 胆管癌
  • 関連トピック