解決済 107A51 02.内分泌代謝

結晶誘発性関節炎とハイドロキシアパタイト(解説の訂正依頼)

平素よりお世話になっております。
本問では, 臨床像と画像から『ピロリン酸Caによる偽痛風』であることは明白ですが,
解説中にて, 「ハイドロキシアパタイトは関節炎を起こさない」とあります。
ハイドロキシアパタイトは結晶誘発性関節炎を起こすことがあると伺ったことがあり, 疑問に思いました。

弊大学膠原病内科教授による耳学問では, 結晶誘発性関節炎の原因物質として,
尿酸, ピロリン酸Ca, 塩基性リン酸Ca(ハイドロキシアパタイト)の3つが重要と教わりました。
最近の国試113D40で, 結晶誘発性関節炎(Crowned dens syndrome)について問われているため,
トピックに近いと思い, フォーラムの方に投稿しました。

少し調べてみると, Crowned dens syndromeの原因としては,
ピロリン酸Caのほかハイドロキシアパタイトも原因として考えられるようです。
例)http://kintore.hosplib.info/dspace/bitstream/11665/1486/1/26012MJ2711.pdf p.45
よろしくお願いいたします。

回答2件

  • 修正しておきました。
    ありがとうございます。

    • お忙しいところありがとうございます。

コメントを投稿する

ログインするとコメントを投稿することができます。

  • 問題参照 107A51

    84歳の男性。左膝の痛みと発熱とを主訴に来院した。一昨日に日帰りのバス旅行に参加した。昨日から左膝の痛みと39℃の発熱とが出現した。本日は痛みのため歩行が困難になり受診した。体温37.7℃。脈拍84/分、整。血圧148/82mmHg。呼吸数14/分。左膝に腫脹、熱感および圧痛を認める。血液所見:赤血球405万、Hb 13.0g/dL、Ht 41%、白血球9,200、血小板32万。血液生化学所見:尿素窒素19mg/dL、クレアチニン0.9mg/dL、尿酸5.5mg/dL、AST 28U/L、ALT 26U/L、LD 258U/L(基準176~353)、Na 140mEq/L、K 4.5mEq/L、Cl 104mEq/L。CRP 8.7mg/dL。左膝関節エックス線写真を別に示す。
    関節穿刺液中に認められる結晶はどれか。
    • a 尿酸ナトリウム
    • b リン酸カルシウム
    • c シュウ酸カルシウム
    • d ピロリン酸カルシウム
    • e ハイドロキシアパタイト
  • 関連トピック

    なし