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84歳の男性。体重減少を主訴に来院した。妻と長男の3人暮らし。検査の結果、大腸を原発とする悪性腫瘍で遠隔転移を認めた。原発巣、転移巣ともに手術による切除は不可能である。本人は告知を望んでいるが、薬物による抗癌治療は望んでいない。長男は告知も積極的治療も望んでいない。主治医は薬物による抗がん治療を行いたいと考えている。認知機能は改訂長谷川式簡易知能評価スケールで22点(30点満点)。
この患者の治療方針を決定する上で最も重要な因子はどれか。
正答率:97%
テーマ:末期癌患者の治療方針を決定する上で最も重要な因子
認知機能が低い患者さんへの応対
こんばんは、いつもお世話になっております。さて、116B28は長谷川式が20点を超えているので、患者さんの意向が最も重要が答えなのはわかったのですが、たとえば13点とか大幅に認知症の疑いがある場...