解決済 116B28 26.必修的事項

認知機能が低い患者さんへの応対

こんばんは、いつもお世話になっております。さて、116B28は長谷川式が20点を超えているので、患者さんの意向が最も重要が答えなのはわかったのですが、たとえば13点とか大幅に認知症の疑いがある場合はこの後どう対応していくのでしょうか?どなたかご存知の方いらっしゃいましたらお答えいただけないでしょうか。どうぞよろしくお願いいたします。

回答2件

  • 大幅に認知症の疑いがある場合、「本人は告知を望んでいる」といった情報の示し方も変わってくるものと思われます。
    その場合、議論が分かれるところになりますので、国試やCBTといったペーパーテストでの出題はデリケートになって参ります。
    あくまで最優先なのは本人の希望であり、意思判断能力が適正であったときのリビングウィル(推定意思)が提示される、といった形での出題となるのではないでしょうか。
    117B28が最も近い出題に思います。参照下さい。

    • 早々にお答えいただきありがとうございます。
      なるほど、そうですね、リビングウィル!
      117回のこの問題をよく復習しておきます。
      いつも助けていただいて感謝申し上げます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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  • 問題参照 116B28

    84歳の男性。体重減少を主訴に来院した。妻と長男の3人暮らし。検査の結果、大腸を原発とする悪性腫瘍で遠隔転移を認めた。原発巣、転移巣ともに手術による切除は不可能である。本人は告知を望んでいるが、薬物による抗癌治療は望んでいない。長男は告知も積極的治療も望んでいない。主治医は薬物による抗がん治療を行いたいと考えている。認知機能は改訂長谷川式簡易知能評価スケールで22点(30点満点)。

    この患者の治療方針を決定する上で最も重要な因子はどれか。

    • a 患者の年齢
    • b 患者の意向
    • c 長男の意向
    • d 主治医の意向
    • e 患者の認知機能
  • 関連トピック

    なし