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111I9
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糸球体と尿細管の模式図を示す。
障害部位と疾患の組合せで正しいのはどれか。
a
① --------- 腎性尿崩症
b
② --------- Gitelman症候群
c
③ --------- Bartter症候群
d
④ --------- 遠位尿細管性アシドーシス
e
⑤ --------- Fanconi症候群
解答: c
111I9の解説
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a ①は糸球体。腎性尿崩症は集合管における異常である。
b ②は近位尿細管。Gitelman症候群は遠位尿細管における異常である。
c 正しい。③はヘンレのループ(上行脚)。Bartter症候群は同部位における異常である。
d ④は遠位尿細管。遠位尿細管性アシドーシスの細胞レベルの機能異常は皮質集合管にあるA型間在細胞である。
e ⑤は集合管。Fanconi症候群は近位尿細管における異常である。
※
106A13
のプール問題(選択肢は一部変更されている)。当時の問題をしっかり対策しておけば迷わず正答に至る。が、遠位尿細管を指して「遠位尿細管性アシドーシス」と書かれたら丸をつけてしまうのが人情だろう。実際、8割程度の受験生がハマってしまった。イヤラシイことこの上ない。
正答率:22%
テーマ:糸球体と尿細管の障害部位と疾患の組合せ
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