111E34

腹部超音波検査で肝腫瘤を指摘された患者に対して、腹部ガドリニウム造影MRIを行うこととなった。

検査前に確認すべきなのはどれか。2つ選べ。

腹 水
腎機能
肝機能
抗血小板薬の内服
気管支喘息の既往

解答: b,e

111E34の解説

a 腹水と造影MRIとの関係はない。
b 正しい。腎機能低下の背景がある患者にガドリニウム造影剤を使用すると、nephrogenic systemic fibrosis〈腎性全身性線維症[NSF]〉をきたすことがある。NSFは112回国試以降で適応される新ガイドラインに搭載されているため、受験生に対策を呼びかけたい。
※NSFの知識がなくとも、単純に「造影剤→腎機能低下ではヤバそう」といった流れでほとんどの受験生がbは正答できた。
d 造影MRIによって出血しやすくなるわけではないため、抗血小板薬の内服を確認する必要はない。
e 正しい。ヨード造影剤のみならずガドリニウム造影剤でもアナフィラキシーによる死亡例はある。

正答率:79.0%

テーマ:ガドリニウム造影MRI前に確認すべき事項

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