52歳の男性。足の激痛を主訴に来院した。昨晩、突然に右第一中足趾節関節に発赤と激痛を伴った腫脹とが出現し、自宅近くの夜間診療所で非ステロイド性抗炎症薬を投与されたが改善しないため受診した。身長174cm、体重80kg。尿所見:蛋白(±)、糖(-)、潜血(±)。血液所見:赤血球471万、Hb 15.4g/dL、Ht 44%、白血球11,000、血小板15万。血液生化学所見:尿素窒素30mg/dL、クレアチニン1.5mg/dL、尿酸9.2mg/dL。CRP 5.4mg/dL。尿酸排泄率〈FEUA〉18%(基準7~14)。
この時点で行うべき治療と、今後、長期的に行うべき治療の組合せで正しいのはどれか。
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この時点で行うべき治療 |
長期的に行うべき治療 |
a |
コルヒチン |
尿酸合成阻害薬 |
b |
コルヒチン |
尿酸排泄促進薬 |
c |
尿酸合成阻害薬 |
尿酸合成阻害薬 |
d |
尿酸合成阻害薬 |
尿酸排泄促進薬 |
e |
尿酸排泄促進薬 |
尿酸合成阻害薬 |