109A48

出生直後の新生児。在胎37週、2,720gで出生した。Apgarスコアは8点(1分)、10点(5分)。出生前の胎児超音波検査で水頭症を指摘された。腰仙部の写真を別に示す。
この病変の手術時期として適切なのはどれか。
生後0〜2日
生後1〜2週
生後3〜6か月
1〜2歳
5〜6歳

解答: a

109A48の解説

画像では皮膚欠損を伴った腰仙部の腫瘤がみられる。髄膜瘤と考えられる。髄膜瘤では髄液の流路が妨げられ、水頭症を合併することもある。
a 正しい。脊髄が体外へ露出しているわけであり、感染の危険や神経障害の危険がある。ただちに手術が必要。
b~e これらでは手遅れとなりかねない。

正答率:84%

テーマ:髄膜瘤・二分脊椎の手術時期

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