106E26

40,000人に1人の割合で発症する常染色体劣性遺伝性疾患がある。
集団が均質であるとき、この疾患の保因者頻度はどれか。
100人に1人
400人に1人
1,000人に1人
10,000人に1人
40,000人に1人

解答: a

106E26の解説

この疾患の保因者頻度をX人に1人とする。すると「集団が均質である」という設定のため、父も母も保因者である確率は1/Xとなる。
両親がともに保因者である際、常染色体劣性遺伝性疾患が子供に発症する確率は1/4である。
以上より、児に発症する確率は1/X・1/X・1/4(みやすさのため、掛け算記号を「・」で示した)。
ゆえに、1/X・1/X・1/4=1/40000という方程式が作れ、これを解くとX=100となる。
a~e 以上より、aが正しい。

正答率:73%

テーマ:常染色体劣性遺伝性〈AR〉疾患の保因者頻度(計算問題)

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