103G64

治療として誤っているのはどれか。
H2受容体拮抗薬投与
輸液量の制限
抗菌薬投与
酸素投与
絶飲食

解答: b

103G64の解説

急性膵炎の治療については近年考え方が大きく変わっている。103回と昔の問題であるため、現代では参考程度にとらえてほしい。
a △。かつて膵液分泌抑制及びストレス性胃潰瘍予防などを趣旨として用いられていたが、現在では用いられない(こちらのトピック参照)。
b 誤り。循環血液量が低下するため大量補液が必要である。
c △。現代では予防的抗菌薬投与は行われない(こちらのトピック参照)。
d 呼吸不全を呈することもあり、酸素投与を行うこともある。
e 飲食により膵液分泌が促進してしまうため、絶飲食とする。

正答率:84%

テーマ:【長文3/3】急性膵炎の治療

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