解決済 105A46 01.腎

抗血小板薬とNSAID

NSAIDにも抗血小板作用があるので、dも誤りとは言い切れないと思いました。他の4つの選択肢が明らかに正しいので、dが誤り、という考え方でいいのでしょうか?

回答2件

  • NSAIDsに抗血小板作用があるというよりは、「NSAIDsのうちアスピリンにのみ臨床でも有効な抗血小板作用がある。」ようです。
    今回の選択肢dはアスピリン単体を指すものではないと思われますし、わざわざ抗血小板作用を聞くのであれば選択肢bのように抗血小板薬投与と別途選択肢は用意しないかな~と思います。

    https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjphcs/41/6/41_404/_pdf
    この9ページ目(412項)あたりにそのようなことが書いてあったので参考になればと思います。

  • もし抗血小板作用を意識するならば「NSAID(アスピリン)の少量投与」と出題してくるような気がします。自分はこの書き方から、出題者は扁桃の腫大や発赤だけを見て消炎鎮痛剤を処方したがる受験生を引っ掛けたかったのではないか、という印象を受けました。
    そして仮にアスピリンの少量投与と書かれてあった場合でも、アスピリンはIgA腎症への効果が示されていない
    https://minds.jcqhc.or.jp/n/cq/D0003134 解説3. IgA腎症に対するアスピリン単独投与の有効性を評価したRCTは未だ報告されていないが、アスピリン+ジピリダモール vs. ビタミンB 投与の尿蛋白と腎機能に対する影響を比較検討したRCTでは明らかな差が認められなかった)
    とのことからdは×選択肢になると思います。
    穂澄先生が解説された通り文中に発熱や痛みの所見が記載されていないから、或いはTK777さんが仰るようにNSAIDにはアスピリン以外も含まれているから、という理由もdを切るには十分足りる説明でしょうし、そちらの方が問題を解くにあたり実践的な解釈かもしれません。

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  • 問題参照 105A46

    48歳の女性。尿検査の異常を主訴に来院した。2年前に健康診断で尿検査の異常を指摘されたが、受診しなかった。今年の健康診断でも同じ異常を指摘されたため精査目的で来院した。身長160cm、体重60kg。体温36.4℃。脈拍72/分、整。血圧142/84mmHg。口蓋扁桃の腫大、発赤および白苔の付着を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟。四肢に浮腫を認めない。尿所見:蛋白2+、糖(-)、潜血3+、尿蛋白1.8g/日。血液所見:赤血球380万、Hb 11.2g/dL、Ht 34%、白血球6,600、血小板18万。血液生化学所見:総蛋白6.8g/dL、アルブミン3.8g/dL、IgG 1,560mg/dL(基準739~1,649)、IgA 360mg/dL(基準107~363)、尿素窒素24mg/dL、クレアチニン1.4mg/dL、尿酸8.5mg/dL、Na 136mEq/L、K 4.0mEq/L、Cl 104mEq/L。免疫学所見:CRP 0.3mg/dL、抗核抗体陰性。腎生検のPAS染色標本(A)、蛍光抗体IgA染色標本(B)及びC3染色標本(C)を別に示す。
    この患者に対する治療方針として適切でないのはどれか。
    • a 蛋白制限
    • b 抗血小板薬投与
    • c ステロイドパルス療法
    • d 非ステロイド性抗炎症薬〈NSAID〉投与
    • e アンジオテンシン変換酵素阻害薬投与
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