解決済 102B54 17.泌尿器科

膀胱カテーテル留置と自己導尿

102B54,102B55,102B56の三連問の、102B56の答えで膀胱カテーテル留置を選んでしまったのですが、これは糖尿病が背景にあり易感染性になっているから自己導尿ということでよろしいのでしょうか。見当違いでしたら、教えていただきたいです。

回答3件

  • DMの有無に関わらず感染リスクというのはあると思いますし、その点でもカテ留置は出来るだけ避けたいと思いますが、それ以上にこの患者は失禁以外は普通に生活出来ているようですので、カテ留置ではQOLの低下が著しいのではないでしょうか。

  • こんにちは。
    NNZさんおっしゃる通りと思います。
    この場合はいずれも正解は正解ですが、ADLはフルと思われる人ですので、自己導尿か尿カテ留置では、自己導尿が優先されるかと思います。尿カテぶら下げての生活はなかなか大変そうです。

    私事ですが、寝たきりで尿カテ入れている患者さんがある日腹痛で突然苦しみだし、調べても全然わからなくて焦っていたら、看護師さんが尿カテを替えた瞬間に尿が噴出し、腹痛も収まったということがありました。意外と詰まりますので、ご注意を。

  • NNZさん,Dr.SUZUKIさん、分かりやすい回答をありがとうございました。

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  • 問題参照 102B54

    次の文を読み、54~56の問いに答えよ。
    68歳の男性。尿失禁を主訴に来院した。
    現病歴:2年前から就寝後に2回トイレに行くようになった。1か月前から気が付かないうちに尿失禁をきたしている。残尿感と排尿困難とは認めない。
    既往歴:10年前から糖尿病で血糖降下薬を内服している。
    家族歴:特記すべきことはない。
    現 症:意識は清明。身長160cm、体重66kg。体温36.4℃。脈拍68/分、整。血圧144/88mmHg。下腹部に弾性軟で手拳大の腫瘤を触知する。下肢に浮腫を認めない。直腸診で小鶏卵大の前立腺を触知するが、硬結や圧痛は認めない。
    検査所見:尿所見:蛋白(-)、糖2+、潜血(-)、沈渣に赤血球と白血球とを認めない。血液所見:赤血球450万、Hb 14.6g/dL、Ht 44%、白血球5,600。血液生化学所見:血糖146mg/dL、HbA1c 6.8%(基準4.3~5.8)、尿素窒素20.0mg/dL、クレアチニン1.2mg/dL。免疫学所見:CRP 0.1mg/dL、PSA 1.6ng/mL(基準4.0以下)。
    診断に有用なのはどれか。2つ選べ
    • a 尿培養
    • b 尿細胞診
    • c 尿流測定
    • d 前立腺生検
    • e 腹部超音波検査
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