現病歴の「2年前から就寝後に2回トイレに行くようになった」との記述につきまして、質問させてください。
この患者は「1ヶ月前から気が付かないうちに尿失禁をきたしている」ことや、糖尿病患者であることから神経因性膀胱による溢流性尿失禁が疑われるわけですが、ここだけ見ると「就寝後に2回トイレに行く」行動とは矛盾があるように思います。
これは、「2年前の時点では併存している前立腺肥大の影響の方が大きく、尿意切迫感を感じていたが、1ヶ月前からは末梢神経障害の影響が色濃くなり始めたため、尿意切迫感を感じにくくなった」という理解で良いのでしょうか?
仮にこうだとしても、1ヶ月前からは就寝後に2回トイレに行かなくなっているはずなので、論理的におかしいようにも思うのですが…
糖尿病患者では浸透圧利尿により多尿となります。そのため、特に神経因性膀胱によらずとも頻尿になっていた可能性が考えられます。
>> 1
先立って頻尿になっていた理由がよくわかりました!
教えていただきありがとうございます。
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