解決済 113D60 04.免疫

強直性脊椎炎では腱付着部炎が見られるのでしょうか?

お世話になっております。2018年の『あたらしいシリーズ』及び『Update』を使用しているものです。
私が使用しているテキストの強直性脊椎炎のページには「腱付着部炎が見られる」とは書いていなかったのですが、最新版のテキストには記載がありますでしょうか?
 
症候の「見られる/見られない」は成書やガイドラインを漁り始めるとキリがないので、「最新版medu4の記載内容」に歩調を揃えておこうと考えています。お忙しいところ恐縮ですがよろしくお願いいたします。

回答2件

  • medu4テキストは国試過去問準拠ですので、「medu4テキストに書いてあるか否か」というよりは、「過去問で出ているか否か」のほうが情報として強力です。
     
    今回参考問題に指定いただいた113D60では「両側アキレス腱付着部に圧痛を認める」とある以上、「強直性脊椎炎では腱付着部炎がみられる」と判断してOKでしょう。

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  • 問題参照 113D60

    55歳の男性。腰背部痛を主訴に来院した。30歳ころから腰背部痛をしばしば自覚していた。3か月前から腰背部痛が増悪し、両側肘関節および膝関節痛も出現したため受診した。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知せず、圧痛を認めない。両側肘関節、両側膝関節、両側臀部および両側アキレス腱付着部に圧痛を認める。血液所見:赤血球446万、Hb 13.8g/dL、Ht 42%、白血球6,200、血小板16万。血液生化学所見:尿素窒素12mg/dL、クレアチニン0.7mg/dL。免疫血清学所見:CRP 0.3mg/dL、抗核抗体陰性、リウマトイド因子〈RF〉陰性、抗CCP抗体陰性。骨盤部エックス線写真を別に示す。

    この患者の腰背部痛の特徴はどれか。

    • a 発熱を伴うことが多い。
    • b 下肢に異常感覚を伴う。
    • c 腰背部痛は片側性である。
    • d 腰背部痛の発症時期が特定できる。
    • e 痛みは安静時に悪化し運動により改善する。
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