解決済 109I79 07.循環器

心筋梗塞の抗凝固薬について

いつもお世話になっております。
質問なのですが、心筋梗塞には抗血小板薬(アスピリン)の方が有効だと思うのですが、なぜヘパリンを投与するのでしょうか。
それとも、問題文にはアスピリンの選択肢がないだけで、実際はアスピリンとヘパリンの両方を行っているのでしょうか。

回答3件

  • どすこい高崎さん、いつも回答ありがとうございます。
    参考文献ありがとうございます。
    自分も2018年版の心筋梗塞ガイドラインを読んだのですが、アスピリンはエビデンスレベルAで、ヘパリンはエビデンスレベルB~Cでした。
    またヘパリンには条件もあり、左室または左房内血栓が認められる患者に対して抗凝固薬を併用する、と書かれていました。

    消去法で解くしかないですね。

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  • 問題参照 109I79

    58歳の男性。胸痛を主訴に来院した。1週前、プールで水泳中に締め付けられるような胸痛を初めて自覚した。痛みは数分で消失した。昨日の夕食後に同様の強い症状が出現し、約1時間で改善したためそのまま入眠した。今朝になって心配した家族に連れられて受診した。喫煙は20本/日を38年間。糖尿病にて食事指導と運動指導とを受けている。意識は清明。身長160cm、体重59kg。体温36.3℃。脈拍96/分、整。血圧150/84mmHg。呼吸数16/分。SpO2 98%(room air)。眼瞼結膜に異常を認めない。頸静脈の怒張を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。血液所見:赤血球430万、Hb 14.0g/dL、Ht 36%、白血球6,200、血小板22万。血液生化学所見:心筋トロポニンT陽性、CK 239U/L(基準30〜140)、CK-MB 23U/L(基準20以下)。胸部エックス線写真で異常を認めない。心電図(A)と冠動脈造影像(B、C)とを別に示す。
    治療として適切なのはどれか。3つ選べ
    • a 硝酸薬投与
    • b 冠動脈バイパス術
    • c ヘパリンの持続静注
    • d 経皮的心肺補助〈PCPS〉の実施
    • e t-PA〈tissue plasminogen activator〉の静脈内投与
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