ざっと確認した限り、仰せの内容の根拠がみつかりませんでした。
エビデンスが高そうな文献のweb上リンクと何ページのどこかに記載があるか、を教えていただけると助かります。
同種造血幹細胞移植の中に骨髄移植は含まれています。
よってこの問題の設問では骨髄移植を指していると考えるのが妥当です。
ちなみにMMなどで適応となる自家末梢血幹細胞移植では65歳以下が対象です。
https://ganjoho.jp/public/dia_tre/treatment/HSCT/hsct01.html#:~:text=%E3%80%8C%E5%90%8C%E7%A8%AE%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%8C%E5%90%8C%E3%81%98,%E3%81%8C%E3%82%88%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
再生不良性貧血(AA)の治療のfirst line(CsA+ATG)以外で、second line以降はあまり問われない印象です。
移植まで行くと各論・オブ・各論・オブ・各論レベルなので、国試レベルでは全く気にする必要がないと思います。
血内志望など、興味があるようでしたら、ご自分で調べてみることをおすすめします。
・ガイドライン:http://zoketsushogaihan.umin.jp/file/2020/02.pdf
p13にstage2b~5のフローチャートがあります。
p17~移植について書いてあります。
・AAの移植については
https://www.jshct.com/uploads/files/guideline/02_04_apla02.pdf
の表3.がわかりやすいでしょう。
細胞ソースについては
・末梢血幹細胞は成績が悪く、原則適応とならない
・骨髄が標準的だが、ドナーにHLA一致血縁がいる場合といない場合で治療が異なる。
・臍帯血は適応となる場合があるが標準的ではない。
骨髄移植について、stage2b~5で初回治療に移植が適応となるのは
・ドナーがHLA一致血縁、かつ
20歳未満→標準治療
20~40歳→適応考慮
・G-CSF抵抗性で好中球0の激症AA
~60歳→ 標準治療
60歳以上→適応考慮
で、second line以降は
・HLA一致血縁:~60歳
・HLA非一致:〜40歳
が標準治療として移植が行われます。
さっと読んだ限りなので、間違い等あればご容赦ください。
@shigekix、@なんのかけ、ありがとうございます!
現状の記載で問題なさそうですね。
条件によっては40歳以上で適応となる例外もありますが、原則40歳未満でgoという理解で行きましょう。
@Nissy、確認の上、問題なさそうなら解決済にお願いします。
返信が遅れてしまい申し訳ありません。
穂積先生、なんのかけ先生、Shigeki先生ありがとうございます。
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