解決済 103F17 24.公衆衛生

オッズを用いることの可否について

お世話になっております。
103F17の問題なのですが、尤度比=検査後オッズ/検査前オッズを用いて、陽性尤度比=12、検査前オッズが検査前確率を用いて1/4となるので、検査後オッズが3となります。ここから、p/1-pを用いてp=3/4で答えが75%となりました。一応正解の数字が出ましたが、以上の方法でも問題ございませんでしょうか。

回答1件

  • その方法を使う方、一定数いると思います。別解としてアリでしょう。
     ・検査前確率から検査前オッズを算出する
     ・陽性尤度比を、(60/100)÷[1−(950/1000)]=12と算出する
     ・検査後オッズを出してから、もう一度それを計算式に入れねばならない
    と3回計算が必要という点から、実直に表を書いていく方法に比べ、ミスを誘発しやすい気がしますが、そう助言すると、この手法を取る方は「でも自分はこれで慣れてしまっているので!」と返答される印象です。ゆえに最近は「ご自身に合った方法を選択してください」とコメントしています。

    試験時間が余ったら、検算として両方のアプローチから答えを導ければ安心かもしれません。

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  • 問題参照 103F17

    ある腫瘍マーカーを肺癌患者100人と非肺癌患者1,000人とで測定したところ、表のような結果が得られた。
    腫瘍マーカー値(ng/mL) 肺癌患者(人) 非肺癌患者(人)
    1.5以上 60 50
    1.5未満 40 950
    合計 100 1,000
    この測定値が2.0ng/mLのとき、肺癌である検査後確率はどれか。
    ただし、肺癌の検査前確率を20%と仮定する。
    • a 20 %
    • b 25 %
    • c 50 %
    • d 75 %
    • e 80 %
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