解決済 111D6 08.消化管

腹壁瘢痕ヘルニア?

講義内での解説では、画像一発で腹壁瘢痕ヘルニアと解説しておりますが、臍ヘルニアとの区別が分からないのですが、見分け方はありますでしょうか。

medu4.com内の解説では、
『画像より臍ヘルニアや腹壁瘢痕ヘルニアなどが考えられるも、本問で重要なのはヘルニアの種別ではない。あくまで嵌頓・絞扼していることを画像から読み取れれば解答に至る。』
とあり、講義内解説とは違い、腹壁瘢痕ヘルニアと臍ヘルニアを画像で区別出来ないと解説されております。
ただ、このmedu4.com内の解説では、画像から嵌頓・絞扼していることを読み取っていますが、確かに画像は絞扼しているように見ることが出来ますが、嵌頓(脱腸部の壊死)ははっきり分かりかねるように思います(医学生レベルで)。※実際に、某QBでの解説でもそのように記載されています。
さらに、臍ヘルニア・腹壁瘢痕ヘルニアともに、あたらしい消化器2019のテキストp146に記載のように嵌頓や絞扼は少ないと記載されている事実もあります。。

よって、本問のアプローチとしては、『臍ヘルニアなのか腹壁瘢痕ヘルニアなのか、また嵌頓があるのかは定かではないが、絞扼が見られているし、選択肢にも経過観察がないから、消去法的にもope!』ということなのかなという解釈に至ったのですが、如何でしょうか。

回答2件

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  • 問題参照 111D6

    腹部造影CTを別に示す。

    対応として適切なのはどれか。

    • a 外科手術
    • b 動脈塞栓術
    • c イレウス管留置
    • d 穿刺ドレナージ
    • e 内視鏡的整復術
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