111D6

腹部造影CTを別に示す。

対応として適切なのはどれか。

外科手術
動脈塞栓術
イレウス管留置
穿刺ドレナージ
内視鏡的整復術

解答: a

111D6の解説

画像より臍ヘルニアや腹壁瘢痕ヘルニアなどが考えられるも、本問で重要なのはヘルニアの種別ではない。あくまで嵌頓・絞扼していることを画像から読み取れれば解答に至る。
a 正しい。嵌頓・絞扼しており、外科手術の適応となる。
b 動脈性の出血がある際に有効。
c 嵌頓・絞扼まで至っていない腸閉塞にて考慮される。
d 腸管を穿刺するのは禁忌である。
e 小腸が体壁側に嵌頓・絞扼しており、内視鏡は到達が困難。

正答率:81%

テーマ:腹壁瘢痕ヘルニアにより発生した腸閉塞(イレウス)への対応

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