解決済 105E44 07.循環器

心筋梗塞の合併症について

あたらしい内科外科2020の循環器のChap.4の問題104(105E44)について、先生は、再灌流直後に頻脈となったため心タンポナーデが考えやすいという風におっしゃっていましたが、なぜそう言えるのかが分かりません。心雑音の存在の有無も明記されていないため、そこでの判断もできませんでした。例えば同練習問題118([[98B12]])では、左室乳頭筋断裂によるMRにおいても116/分と頻脈となっています。再灌流直後というのが心タンポナーデを決定づけるものとなっているのでしょうか。そうだとすれば、再灌流直後、という点で乳頭筋・腱索断裂ではなく、心タンポナーデという診断となるイメージがわきません。ショックとなるほどの循環障害は、乳頭筋・腱索断裂ではでてこないということなのでしょうか。
どなたかご教授よろしくお願いいたします。

回答1件

  • すでに似た質問が過去にされていました。失礼しました。

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  • 問題参照 105E44

    65歳の男性。1時間前からの胸内苦悶を主訴に来院した。10年前から脂質異常症を指摘され内服治療中である。意識は清明。呼吸数20/分。脈拍60/分、整。血圧108/72mmHg。12誘導心電図でII、III、aVF誘導でST上昇を認めた。直ちに緊急冠動脈造影を行ったところ、右冠動脈に99%の狭窄を認めたため、経皮的冠動脈インターべンション〈PCI〉を施行した。再灌流直後に脈拍が120/分に上昇しショック状態となり、意識レベルが低下した。
    この患者に発生した可能性が高いのはどれか。
    • a 脳梗塞
    • b 乳頭筋断裂
    • c 心室中隔穿孔
    • d 肺血栓塞栓症
    • e 心タンポナーデ
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