解決済 113D63 02.内分泌代謝

副腎クリーゼの時のK値

いつもお世話になっています。
本問におけるK値についてご質問です。
本問は、続発性の副腎クリーゼであると推察しますが、
K値が上昇していることが気になります。
続発性であれば、レニンアンギオテンシン系は保たれるような気もするのですが...
どなたかお分かりの方がいたらご教授お願いします。

回答4件

  • 副腎機能が低下するとアルドステロンが出せなくなるため、Kは上がります。フィードバックでレニン-アンギオテンシン系は亢進しますが、肝心の副腎がやられていたらアルドステロンは作れないのです。

    • ご回答ありがとうございます。
      続発性であっても、副腎機能は低下するということでしょうか...?

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  • 問題参照 113D63

    30歳の女性。発熱、全身倦怠感と悪心を主訴に来院した。15歳時に全身性エリテマトーデス〈SLE〉とループス腎炎(WHO分類IV型)を発症し、数度の再燃を繰り返していた。3週間前の定期受診時には、症状、身体所見および検査上に異常を認めず、プレドニゾロン5mg/日、アザチオプリン100mg/日の内服継続を指示された。5日前に発熱、悪心および左腰背部痛が出現し、自宅近くの医療機関を受診した。尿所見:蛋白1+、潜血1+、白血球3+、細菌3+。血液所見:白血球12,000。CRP 8.8mg/dL。尿路感染症と診断され、レボフロキサシンを内服し、2日後に解熱した。しかし、昨日から全身痛と悪心が出現したため受診した。最終月経は10日前から5日間。意識は清明。体温37.6℃。脈拍92/分、整。血圧88/50mmHg。呼吸数24/分。SpO2 99%(room air)。皮膚粘膜疹を認めない。Jolt accentuationを認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で肝・脾を触知しない。圧痛を認めない。関節腫脹や可動域制限を認めない。肋骨脊柱角の叩打痛を認めない。尿所見:蛋白(-)、白血球1~4/HPF、赤血球1~4/HPF、細菌(-)。血液所見:白血球4,500。血液生化学検査:尿素窒素14mg/dL、クレアチニン0.6mg/dL、血糖77mg/dL、Na 124mEq/L、K 5.1mEq/L、Cl 92mEq/L、TSH 1.2μU/mL(基準0.5~5.0)、FT4 1.0ng/dL(基準0.9~1.7)。CRP 3.1mg/dL。自宅近くの医療機関での血液培養の結果は2セット陰性であった。生理食塩液の輸液を開始した。

    次に行うべき対応はどれか。

    • a フロセミドの静注
    • b アザチオプリンの増量
    • c 甲状腺ホルモンの補充
    • d カルバペネム系抗菌薬投与
    • e ヒドロコルチゾン静脈内投与
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