解決済 105D39 12.小児科

右室造影正面像の右室の形

お世話になっております。
105D39の右室造影の正面像の画像で、大きな丸い形の造影像が見られますが、これは噴射した瞬間だからこのような形になっているということでしょうか?
少し不自然な形に感じたので質問させていただきました。
また、その丸の右上に直角二等辺三角形のような造影像が繋がっていますが、その斜辺から伸びた枝は何なのでしょうか?伝わりづらい説明で申し訳ないです。

回答2件

  • 右室造影正面像において、二等辺三角形に見えるものは肺動脈(最上部にある角の部分が狭窄した肺動脈です)で、その下にあり、濃く造影されている丸が右室、その隣にある少し薄く造影されている丸が右房です。カテーテルがたわみながらも通っていますので右房であることがわかります。ここまで拡大しているのは、肺動脈が狭窄し、右室が低形成なので、かなりの右房負荷がかかっているためです。
    肺動脈から伸びた枝は類洞交通または血流がなく細くなった左肺動脈かとは思いますが断言はできません。
    お答えになっていれば幸いです。

    • 普段見慣れていない画像のため、何がなんだか分からない状態だったのですが、ご回答のおかげで画像を読むときの考え方含めて大変勉強になりました。また、疑問が解決してスッキリすることができました。ありがとうございます。

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  • 問題参照 105D39

    生後3日の新生児。チアノーゼのため搬入された。38週3日、体重2,869gで出生した。生後2日からチアノーゼを認めていたが、徐々に増強し、体動も不活発となった。身長49.3cm、体重2,812g。体温37.2℃。心拍数144/分、整。血圧88/56mmHg。心音はII音が単一で、胸骨左縁第2肋間にわずかに連続性雑音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。右肋骨弓下に肝を2cm触知する。右心室造影写真(A、B)を別に示す。
    この患児に使用すべき治療薬はどれか。
    • a フロセミド
    • b インドメタシン
    • c プロプラノロール
    • d イソプロテレノール
    • e プロスタグランディンE1
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