解決済 105D39 12.小児科

PDAにおける胸骨左縁第二肋間のわずかな連続性雑音の"わずか"とは

はじめまして。
2019小児科chap.10.8肺動脈狭窄症と肺動脈閉鎖症の臨床像についての質問です。
胸骨左縁第二肋間の連続性雑音がPDAなのはchap10.5でやりました。
"わずかな"ということから穂積先生は閉じかかっていると解説していましたが、
ASDやVSDの場合、欠損孔が大きいほど雑音は小さいとchap10.3で習っています。
どうして動脈管のときは音が小さいほど通路も狭いのでしょうか?

回答2件

  • 孔なのか管なのか、という違いに思います。
    孔は小さい方がジェット流が生じやすくなるため、音は大きくなります。
    管は一定の長さがあるため、それ自体が狭いと、そもそもの管の出口(≒孔)に到達できる血流量が保たれません。なので、音は小さくなります。

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  • 問題参照 105D39

    生後3日の新生児。チアノーゼのため搬入された。38週3日、体重2,869gで出生した。生後2日からチアノーゼを認めていたが、徐々に増強し、体動も不活発となった。身長49.3cm、体重2,812g。体温37.2℃。心拍数144/分、整。血圧88/56mmHg。心音はII音が単一で、胸骨左縁第2肋間にわずかに連続性雑音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。右肋骨弓下に肝を2cm触知する。右心室造影写真(A、B)を別に示す。
    この患児に使用すべき治療薬はどれか。
    • a フロセミド
    • b インドメタシン
    • c プロプラノロール
    • d イソプロテレノール
    • e プロスタグランディンE1
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