解決済 115E37 06.呼吸器

急性気管支炎について

115E37について質問です。

この問題で、急性気管支炎で熱がみられていないのは発症早期の軽い風邪だから(進行すれば発熱する)という解釈でいいのでしょうか?
〜炎だし熱がみられるだろうという安直な考えでcを除外してしまったのですが、炎症なのに熱がないのがいまいちしっくりきません...
よろしくお願いします。

回答2件

  • 気管支炎にとって発熱がないのは気になりますが、急性気管支炎は除外診断で他の疾患の可能性がない時に診断されますので発熱がないことはあまり影響しないと思います!

    例えば気管支喘息はwheezeの有無が確率を大きく変えますし、Churg-Strauss症候群も喘息用症状や神経症状の有無が確率に影響します。

    なので、今回は他の疾患も可能性が著しく低いので気管支炎になります。

    最後に全ての気管支疾患を除外したものが気管支炎なので熱があろうがなかろうが他の疾患の可能性が低いなら急性気管支炎です!このことから発熱の有無はあまり関係ないと思います!

  • 理解しました。ご丁寧にありがとうございました。

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  • 問題参照 115E37

    23歳の男性。咳嗽および血痰を主訴に来院した。3日前から乾性咳嗽が出現し、激しくせき込むようになった。今朝、咳嗽時に少量の血痰が1回出現したため心配になって受診した。悪心や嘔吐はなく、食欲良好で体重減少や盗汗はない。結核曝露歴や最近1か月の海外渡航歴はない。既往歴に特記すべきことはなく、喫煙歴と飲酒歴はない。意識は清明。診察中には咳嗽が時々出るが血痰は出ていない。身長160cm、体重72kg。体温36.1℃。脈拍72/分、整。血圧122/58mmHg。呼吸数12/分。口腔内と咽頭に異常はなく、頸部リンパ節腫脹を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。

    この時点で最も事前確率の高い疾患はどれか。

    • a 肺癌
    • b 気管支喘息
    • c 急性気管支炎
    • d Goodpasture症候群
    • e 好酸球性多発血管炎性肉芽腫症〈Churg-Strauss症候群〉
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