解決済 108D42 03.血液

甲状腺クリーゼとチアマゾールの中止

107A48ではチアマゾールの中止でクリーぜをきたしたと思いますが、今回の問題では中止していますが、甲状腺クリーゼは考えなくいいのでしょうか?

回答2件

  • 107A48はチアマゾール中止によるクリーゼではないはず。今一度、本文を読んでみましょう。
    また、患者自身の独断による中止と、今回みたいに入院下で行う中止とはその性質が異なるため、副作用が明らかなクスリを止めるという観点からは問題ないと考えます。

  • 穂澄先生ありがとうございます、自分の理解が間違っておりました。入院下で行う中止という観点で考えていくということも、今後の問題を解く上で考えていければと思います。

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  • 問題参照 108D42

    42歳の女性。2日間の咽頭痛と40℃の発熱を主訴に来院した。2か月前に甲状腺機能亢進症と診断され、チアマゾール30mg/日を1か月前から内服している。身長155cm、体重45kg。体温40.2℃。脈拍92/分、整。血圧106/68mmHg。呼吸数40/分。SpO2 98%(room air)。両側の頸部に圧痛を伴う径1~2cmのリンパ節を数個触知する。咽頭の著しい発赤と腫脹を認める。血液所見:赤血球468万、Hb 13.9g/dL、Ht 42%、網赤血球6%、白血球1,300(桿状核好中球0%、分葉核好中球0%、単球1%、リンパ球99%)、血小板21万。血液生化学所見:TSH 0.03μU/mL未満(基準0.2~4.0)、FT3 4.0pg/mL(基準2.5~4.5)、FT4 1.1ng/dL(基準0.8~2.2)。CRP 26mg/dL。胸部エックス線写真に異常を認めない。
    抗菌薬の投与とともに行うべきなのはどれか。
    • a 顆粒球輸血を行う。
    • b 赤血球輸血を行う。
    • c 昇圧薬を投与する。
    • d チアマゾールを中止する。
    • e 副腎皮質ステロイドを投与する。
  • 関連トピック

    なし